メディアリテラシー~3学期ワールドオリエンテーション~


学期に一つ、大きなテーマについて学び、その中で自分の興味関心があることを個人のテーマとして決めて、それについていろんな形で調べてまとめ、発表するワールドオリエンテーション。

 

普段は意識することがない社会の出来事などに目を向けてみて、自分なりの視点で考えて、自分の言葉でそれを表現する学習です。

 

今学期のテーマは「メディアリテラシー」。

まずは「メディアって何?」ということをクラスで考える時間を取りました。

メディアは情報を伝えてくれるものであるということを確認してから、

 

順番にメディアだと思うものを出していきました。

 

それを模造紙にまとめて…

そこに自分が普段使っていると思うメディアにシールを貼っていきます。

自分とメディアの関わりについて意識を向けました。

その上で、メディアを考える上で大切な言葉について学びます。

マスメディアとは何か?ジャーナリズムとは何か?

 

マスメディアは、大勢の人に同じ情報を届けられるもの。ジャーナリズムは事実について解説したり、意見を書いたりするもの…

更に、出し合ったメディアの中で、どのような影響を受けているのかを考えてみました。それを付箋で貼っていきます。

どのようにメディアの影響を受けているのか、言葉にして共有しました。

 

・インターネットの影響で本を読まなくなった、テレビを見なくなった

・ラジオ番組に投稿して、他のリスナーとつながりができた

などがでました。

 

 

では実際のメディアの一つである新聞を取り上げて見てみることにしました。

同じ日の新聞を4紙分を比べてみることにしました。

 

最初は一面を眺めて、気が付くことを出し合いました。

・この新聞はカラーの部分が多い

・字が小さくて読みにくい

・どの新聞にもバーコードがある

・天気予報がどの新聞にもある

・下に広告がある

など、いろいろ出ました。

 

最後に、各紙の社説を読み比べてみました。

購入した日が偶然にも日米安保条約締結から60年の日で、どの新聞でも社説でそれを取り上げていました。

グループに分かれて、分担して読んで、どのようなことが書いてあったのかを発表し合いました。

そうすると、今の政権に賛成する立場から書いている新聞と、批判的に書いている新聞と…特徴が見えてきました。同じことについて書いているはずでも、視点が違えば印象はかなり異なっていました。

 

「社説は誰がどのように書いているのだろう?」という疑問が生まれました。

 

今回はこの後に新聞記者の方とYoutuberの方に来ていただいて、お話を聞くことになっています。それが終わると個人でテーマを考えて、調べていきます。

 

休み時間になっても、陽だまりで新聞を読む姿も…

その後、新聞記者の方のお話を聞きました↓

加星さん(大阪日日新聞)のお話しを聞きました

(J.S.)